論文式試験の採点方法について


論文式試験の採点方法ってわかりづらいですよね。
短答なら点数で採点して自己採点も簡単なんですが。。。
そこで、このよくわからない採点方法の仕組みを紹介していきたいと思います。



採点方法

とりあえず正式な採点方法をみてみましょう!


引用:公認会計士・監査審査会

まぁ式が長くてわかりづらいですよね。
ざっくりまとめると偏差値で採点して、偏差値は採点官ごとに出しますよってことですね。
せっかくなのでもうちょっと詳しくみていきましょう。

標準偏差、偏差値って?

標準偏差とはどれくらい散らばってるかを示す指標です。
標準偏差が大きいとそれだけバラバラな分布になっています。
例えば5人のテストの点数(100点満点)が10,30,50,70,90であるときの標準偏差は大きいです。
しかし、50,50,50,50,50であるときの標準偏差は小さいです。

偏差値とはどれくらいすごいのかを示す指標です。
先ほどの例でいくと共に平均点は50点のテストですが、どちらが70点を取りやすそうと思いますか?
後者のテストで70点を取る方が難しそうだと思いませんか?
前者では5人中2人(40%)が70点以上を取っていますが、後者は誰も50点を超えていません。
つまり後者のテストで70点を取る方がすごいんです。
すごい方が偏差値が高いんです。

なぜ偏差値を使うのか?

みんな同じ試験を受けるのだから、短答のように点数で決めればわかりやすいのになぜこんなことをするのでしょう?

一つは科目間の調整です。

例えば企業法が得意な人と統計学が得意な人がいたとします。
企業法が1位の人でも80点は取れていないでしょう。
しかし統計学は上位2~3割で80点近い点数が取れています。
点数のみで評価してしまうと、
「統計の上位2~3割>企業法が1位」
こんな感じになってしまいます。
企業法で1位の方がすごいはずなのに不合理だと思いませんか?
こういったことを防ぐため偏差値で評価しています。

もう一つは試験委員間の調整です。

例えば採点が厳しい試験委員Aと採点が緩い試験委員Bがいたとします。
点数のみで評価すると、仮に全く同じ答案だったとしてもAに採点された時点で圧倒的に不利ですよね。
そのため試験委員ごとに偏差値を算定しています。

採点格差の調整について

最後に試験委員が算定した偏差値たちを採点した部分の配点に応じて加重平均して得点を算出します。
例えば会計学II(配点60,70,70)でそれぞれ偏差値が55,50,52だとすると、
$$得点=55*60/200+50*70/200+52*70/200\\=52.2$$
無事合格ラインを超えましたね。
こんな感じで計算していきますが、試験委員の採点範囲などは公表されていないのでどこまで細分化しているかは不明です。

個人的には採点範囲を細分化するよりも、同じ部分を複数の試験委員が算定した得点で加重平均してほしいです。
大勢には影響はないですが、自分の答案がたまたまある試験委員の考えに合わず得点がブレてしまうのを防ぐ仕組みがほしいです。
そういったことを行なっているかはわかりませんが、「採点格差の調整について」を読む限りそのようには見えませんね。

とりあえず早く発表してほしいな!
以上skでした、ではでは

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